こんにちは。ウェルネスサロンアンバーのジュンコです🌿
私はオンライン個人セッションなどで、
悩みや混乱を抱えた方のお話を聴き、
「視点の整理」や「呼吸・身体感覚のワーク」によって、
心身の静けさを取り戻していくサポートをしています🍀
このブログでは、ヨガやマインドフルネス、瞑想、そして聖者の言葉から得たことや、日頃の気づきなどをシェアしたく綴っています✨
今回は、2026年1月に13年ぶり2回目のインドの旅でオーロヴィンド・アシュラムを訪れた際、入手した小冊子から感じたことをシェアしたいと思います。

写真は、オーロヴィンド・アシュラムです。
ちなみに、お昼は閉まっています。
詳細はこちら →[公式サイトリンク]
その向かいにはアシュラムの本屋があり、店内にはシュリ(※)・オーロヴィンドと精神的パートナーである「マザー」ことミラ・アルファサの著書が、所狭しと並んでいます。
※「シュリ」とは、サンスクリット語に由来する「光輝」「富」「繁栄」を意味する言葉で、インドを中心に聖人や神、尊敬すべき人物、神聖なものに対して使われる敬称(尊称)です。
店内の本は多くの言語に訳されてはいるものの、日本語訳はありませんでした😣
そこで手に取ったのが薄~い小冊子です。
この小冊子は30冊からなるシリーズになっており、その中から、Yoga、Meditation、Moneyの3冊を購入しました。
『Money』には、お金と意識についての6つの視点が示されています。
この記事はその第1回、「貨幣と商業主義」の項目についてシェアします。
正直にいうと内容はちょっと難しめなのですが、「大切なことを語られている」と感じたため、私なりに嚙み砕きながら紹介していきます。
商業主義は「別の野蛮さ」である
この章を読んで、ちょっと衝撃を受けました。
それは、
「商業主義は、別の形の野蛮さである」
という考え方です。
今の時代って、便利で、豊かで、昔よりずっと暮らしやすい。
私自身も、その恩恵をたくさん受けて生きています。
でもこの小冊子は、そこにひとつの問いを投げかけてきます。
もしかして私たちは、
「成功すること」や「たくさん持つこと」が、
人生の目的みたいになっていないだろうか、という問いです。
本来、お金や経済って、生活を支えるためのもののはず。
それなのに、どれだけ稼いでるか、どれだけ持っているかが、
自分の価値みたいに感じてしまうことがあると思うのです。
この本では、
欲しいものを手に入れることや、
成功し続けることだけを追いかける姿を、
「経済的な野蛮さ」と表現しています。
昔は、体の強さや力を競うことが中心でした。
でも今は、欲望を満たすことや、所有を増やすことが中心になっている。
形が変わっただけで、似た側面があるのでは?という視点なんですね。
そしてそうなると、
内面の美しさや心の豊かさ、静けさといった、
すぐに役に立つわけではないものは、つい後回しにされやすくなります。
この章を読んでいて私は、
共感する部分も多くありながら、
その少し強めの言い回しに、正直少し戸惑いました。
でも同時に、それほど大切なことなんだと受け止めました。
「有用であること」だけが価値になる社会
この章で、もうひとつ印象に残ったテーマがあります。
それは、
「役に立つかどうか」で、物事の価値を判断する傾向についてです。
もちろん、役に立つことは大切です。
便利さや効率があるからこそ、私たちは日常をスムーズに送れています。
でも、今の社会では、「お金を生み出せるかどうか」が、
価値の基準になりやすい場面が増えていると感じます。
仕事や学びも、
「将来どれくらい稼げるか」
という視点だけで選ばれてしまうこともあります。
この小冊子の中では、
子どもたちでさえ、
「どうやってお金を稼ぐか」
を早い段階から考えるようになっている、という指摘がありました。
本来、学ぶということは、
・知ることそのものの喜び
・世界や生命を理解すること
・自分の内面を育てること
そんな意味もあったはずです。
役に立つことは大切。
だけど、それだけが価値になってしまうと、
心が惹かれるものや、
理由は説明できないけれど大切にしたいものを、
見落としてしまうのかもしれません。
この部分を読んでいて私は、
自分の興味に従って求め続けてきた歩みを、
静かに肯定されたような気持ちになりました。
けれど今は、こうした学びの姿が、
どこか理想論やユートピアのように扱われてしまっている——
そんな嘆きも、この章には含まれていました。
うまくいってるのに満たされない理由
この章で、一番考えさせられた部分を紹介します。
仕事が順調だったり、生活が安定していたり。
周りから見れば「うまくいっている」と思われる状態でも、なぜか落ち着かない。
なぜか、心のどこかが休まらない。
そんな感覚を持ったことがある人は、少なくないのではないでしょうか。
この小冊子では、
魂は、商業的な価値観の中に「滞在する」ことはできても、
そこを「本当の居場所」にすることは難しい、と語られています。
さらに印象的だったのは、
文明が物質的な豊かさや力ばかりを大きくしていくと、
やがてその重さに耐えきれず、
自ら崩れていく可能性がある、という警鐘でした。
それは社会の話のようでいて、
もしかすると、私たち一人ひとりにも起きることなのかもしれません。
どれだけ成果を積み重ねても、
魂がくつろげる場所がなければ、
人は本当の意味で満たされることはないのかもしれません。
まとめ
便利さや豊かさを否定する必要はありません。
ただ、それが人生の中心に置かれたとき、どこかで違和感が生まれることがあります。
この小冊子は、「お金をどう扱うか」よりも、
「どんな意識で生きているのか」を静かに問いかけているように感じました。
もし、
「うまくいっているのに、どこか満たされない」
「考えすぎて頭が休まらない」
そんな感覚を抱えている方がいたら、
ひとりで抱え込まなくても大丈夫です。
私はオンラインで、
マンツーマンで丁寧にお気持ちや状況を聴きながら、
視点を整理したり、呼吸や身体感覚を通して、
心身を整えていくサポートを行っています。
興味がある方は、こちらでご案内しています。
次回は、
『Money』第2回
「お金の力・性質と価値」について綴ります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀